インコタームズの使い方がおかしい 前編

『インコタームズは』 貿易取引や国際物流を行っている人なら 知らない人はいないと言えるくらい、 世界中で使われている貿易取引のルールです。 「インコタームズ」という言葉を知らなくても、 その中で取り決められている貿易取引 […]

TPPとTPAの違いとは

『2015年8月の記事です』   TPP締結は目の前まで来ているように見えますが、なかなか締結されません。 これは、TPPの主要参加国である日本と米国の交渉が まとまらないことに起因しています。 TPPは、まず […]

脱税 前編

平成27年2月27日、東京税関から「輸入冷凍豚肉に係る関税ほ脱事件を告発」 というニュースが公表されました。   これは、群馬県の食肉輸入販売業者が平成23年10月頃から平成25年2月頃までの間、 カナダ等から […]

韓国ナンバーの車が日本の道路を走っている!?  後編

今後の方向性 日産自動車の事例では在庫が22日分削減されました。 ここに中国も加わることで、日中韓の仕組みが出来上がれば、 これ以上の効率化が図れることは間違いなく、 今まで以上に3国間の貨物の行き来が頻繁になることでし […]

韓国ナンバーの車が日本の道路を走っている!?  前編

実際は車ではなくトラックのシャーシではありますが、 「韓国のナンバープレート」と「日本のナンバープレート」の 2つのナンバープレートを取り付けたシャーシが日本の道路を走っているのです。 また、このシャーシは同様に韓国の道 […]

B/Lの危機 後編

「SWBとサレンダーの違い」 SWBとB/Lをサレンダーすることは、ほぼ同じ機能であるため、 輸出者・輸入者のほぼ100%の人がこれらの違いを知らないでしょう。 また、発行している船会社やフォワーダーの担当者でさえも、 […]

B/Lの危機 前編

「船荷証券」を英語で書くと「Bill of Lading」ですが、通常「B/L」と記載され、 「ビー・エル」と呼ばれています。これは、海上貨物の運送になくてはならない貨物受領証です。 証券という名称からも分かる通り有価証 […]

TIR条約 後編

「道路混雑の緩和」 港に隣接されたコンテナ・ヤード(CY)周辺は恒常的に道路が渋滞しており、 東京港では輸入されたコンテナをCYから引き取るのに平均3時間30分もかかっています。 これは、CYのゲートオープンの長時間化や […]

TIR条約 前編

日本に輸入されるモノは基本的に全て税関に輸入申告し 輸入許可を得なければなりません。 また、輸出時には輸出申告し輸出許可を得なければならないのです。 しかし、海上コンテナはどうでしょうか。 通常の貨物輸送に使用するコンテ […]

パナマ運河100年 後編

日本のエネルギー政策とパナマ運河 現在、このパナマ運河拡張工事は工事代金支払遅延の影響で遅れています。 もしも、予定通りのスケジュールで拡張されないと、 日本のエネルギー政策上も困ったことが起きてしまいます。 日本は20 […]

パナマ運河100年 前編

国際物流の担当者が最低限知っておかなければならない知識の中には、 紅海と地中海を結ぶスエズ運河と、カリブ海と太平洋を結ぶパナマ運河があります。 このパナマ運河は、1904年に建設が開始され10年後の1914年に竣工し、 […]

TPPと日本のFTA戦略 後編

米戦略国際問題研究所のグッドマン政治経済部長の言う、 日本がTPPで得られる利益の一つは 「日米間の同盟強化」であるという言葉が気になります。   本来のTPP交渉内容とは直接関連のないものをちらつかせながら […]

TPPと日本のFTA戦略 前編

1年間TPP交渉についてお話してきました。 本来であれば、昨年末にTPPが成立するはずでしたが、いまだ出口が見えてきません。   11月末にTPP参加12カ国による閣僚会議がオーストラリアのシドニーで開催されま […]

TPPの先にあるRCEP 後編

5      RCEPで何が変わるのか ・RCEPの経済圏 人口  : 約34億人 (世界全体の約半分) GDP   : 約20兆ドル (世界全体の約3割) 貿易総額: 10兆ドル (世界全体の約3割)   東 […]

TPPの先にあるRCEP 中編

2      RCEPの目的 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国及びASEANのFTAパートナー諸国の間で、 現代的で、包括的な、質の高い、かつ、互恵的な経済連携協定を達成することが目的です。 RCEPの対象には、物 […]

TPPの先にあるRCEP 前編

TPPがなかなか進展しません。 2014年中に締結されることはほぼ不可能であるとも言われております。 また、2014年中に締結しない場合は日本のTPPへの参加自体が 立ち消えになるのではないかという声も聞こえています。 […]

日本が他国に支払っている輸入関税 後編

反対派の理由は、農産物の関税が撤廃されることで輸入が増え、 農家や畜産農家に大打撃を与えるということと、 まだよく見えていない部分ではあるが、 医療費が高くなるのではないかという懸念、 賃金の削減や雇用機会の減少につなが […]

日本が他国に支払っている輸入関税 中編

ここからうかがえることは、 米国はなんとしてでも日本をTPPに参加させたい という意気込みがあるということです (因みに、日本が米国の乗用車や貨物自動車(トラック)を 輸入する際の輸入関税率は現在「無税」です)。 &nb […]

日本が他国に支払っている輸入関税 前編

TPP交渉は牛歩の如くなかなか進展しません。 全部で21分野ある中で、12分野はおおむね決着となったそうですが、 残された分野はどれもハードルが大きな分野であるため 本年中の決着も難しいのではないかと思われます。 &nb […]

TPPとセーフガード 後編

■セーフガードとねぎ 平成13年4月10日付で「ねぎ」に対して、 平成13年4月23日からの200日間セーフガードが暫定発動されました。   この時の概要は次の通りです。 過去3年間の輸入通関実績から、 全国で […]

TPPとセーフガード 前編

先週木曜日日本関税協会において物流セミナーの講師を務めさせていただき 約50名の方々が参加されました。 当たり前のことですが、居眠りする人もなく、また、質問する人も多数いて 参加されている方の意識が高いことを実感しました […]

TPPを巡る最近の国際情勢 後編

本日は、2年に一度開催される国際物流展の最終日です。 まだ足を運ばれていない方は国際展示場まで行ってみてはいかがでしょうか。 私も、本日行く予定にしています。 http://www.logis-tech-tokyo.gr […]

TPPを巡る最近の国際情勢 中編

政治家をやっていくには舌が何枚も必要なのか、   その他のTPP参加国を見てみると、オーストラリアは利口です。 早期のTPP決着が難しいと読んだのか、 若しくは、TPP決着の呼び水となるべく大人の対応をしたのか […]

TPPを巡る最近の国際情勢 前編

8月5日に開催された日米協議では、またも進展が見られませんでした。 最近では新聞での、またテレビでの報道もめっきり減ったことから 殆どの国民はTPPの事自体を忘れているのではないかと思います。   TPPが進展 […]

TPPと医療と保険 後編

TPP協定の締結は今年はダメなのでは?という模様ですが EPAは着々と進んでおり、 今月8日には日本は豪州とのEPA協定に署名しました。 そして現在、モンゴルとのEPAが大筋合意という方向で進んでいます。 モンゴルとの関 […]

TPPと医療と保険 前編

TPPの中で討議されている内容には、 関税の他に医療や保険に関するものがあります。 皆さんが病気になった時頼りになる健康保険や生命保険もTPPの交渉材料なのです。 ■  混合診療 日本には国民皆保険制度(健康保険)があり […]

EPAとFTA 後編

セミナーの案内です。 「よくわかる物流コスト改善の実務 」 主催者 日本経営協会 http://www.noma-front.com/shop/seminar/seminardetail.aspx?seminar=600 […]

EPAとFTA 中編

セミナーのお知らせ 一般社団法人 日本経営協会で 「よくわかる物流コスト改善の実務」のセミナーを行います。 http://www.noma-front.com/shop/seminar/seminardetail.asp […]

EPAとFTA 前編

TPP交渉がなかなか進展しません。 その大きな要因が日米間の関税交渉であるということは、 メディア報道によって皆さんよくご存知のことと思います。 このTPPは12か国による多国間EPAです。 しかし、EPAの一般的なパタ […]

センシティブ品目 後編

5月23日に開催された【貿易実務のロールプレー】のセミナーには 約60名の方が参加されました。 頂きましたアンケートにはどれも「満足」、「非常に満足」に印がついており、 ほっと胸をなでおろした次第です。 今回セミナーを主 […]

センシティブ品目 中編

先日は、貿易実務ロールプレーのセミナー案内を 送らせていただいたところ、何人かの方から連絡をいただき また、申し込みいただきありがとうございました。 今週金曜日はよろしくお願いします。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ […]

センシティブ品目 前編

今回の号では、貿易に携わる方必携の本を紹介させていただきます。 「新貿易取引―基礎から最新情報まで」 http://www.khk.co.jp/cont?id=4667 著者の一人である石原氏は、大手物流会社の国内・海外 […]

本当に怖いISDS条項 後編

オバマ大統領が来日し、 安倍首相との会談でTPPが決まると思っていましたが そうは簡単に行きませんでした。 それにしても、甘利大臣の活躍は相当なものです。 あの、米国USTRとの交渉に屈しなかったのは驚嘆に値します。 他 […]

本当に怖いISDS条項 中編

■ 遺伝子組み換え食品の輸入 この「遺伝子組み換え農産物」ですが、実は大量に日本に輸入されており、 間接的ですが皆さんは毎日のように摂取しています。 それは飼料です。家畜のエサとして大量に輸入されているものに 「トウモロ […]

本当に怖いISDS条項 前編

ISDS条項(以下、ISDS)は、「国家と投資家の間の紛争解決の条項」のことであり、 ISDSは、投資家(相手先国に工場を作ったり、店舗を展開する等の投資家)が、 投資先国の政策や法律が変更されたことによって 当初計画し […]

TPPが農業に与えるインパクト 後編

■ グローバルな食市場 現在のグローバルな食市場規模は340兆円です。 そして、10年後には680兆円になると言われています。 そのような環境の中日本の農水畜産物の輸出高は現在5,000億円ですが、 輸出倍増計画によって […]

TPPが農業に与えるインパクト 中編

このように、現在の輸入関税率は 輸入自由化が行なわれた平成3年度の約半分になっているのです。 この間の牛肉の輸入量と国内生産量等を比較すると図のようになります。 ここで見るべき個所は、輸入量は増加しているが (2000年 […]

TPPが農業に与えるインパクト 前編

■ 食料自給率 国が発表している資料の一つにカロリーベースの食料自給率があります。 現在の自給率は39%(※)ですが、TPP実施後に関税が全廃された場合 14%になると政府は試算しています。 ※生産額ベースの食料自給率は […]

TPP参加の目的と意義 後編

■ まとめ このようないろいろな状況が輻輳していますが、日本は既にTPPへ参加したのです。 つまり、TPPに反対するだけではなくそれを使って又は利用して、 いかに【勝つか】を考えなければならないのです。 そのためには相手 […]

TPP参加の目的と意義 中編

■ TPP参加国と日本の取引 一方、TPPに参加している国に目を向けてみると、 日本との貿易取引額上位10ヶ国に入っているのは、 米国、オーストラリア、マレーシアの3ヶ国のみであり、 その合計貿易額割合は20.2%しかあ […]

TPP参加の目的と意義 前編

■ TPPとは TPP(環太平洋経済連携協定)への参加国は 「シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイ、米国、オーストラリア、 ペルー、 ベトナム、マレーシア、メキシコ、カナダ、日本」の12ヶ国です。(参加した国順 […]