日本で初めての開港「長崎港」 後編

日本初の税関 1854年(安政元年)に日米和親条約と日英和親条約が締結された後、 1859年(安政6年)に、長崎、神奈川、函館に設けられた 「運上所」が税関の前身です。 そこでは、輸出入貨物の監督や税金の徴収業務が行われ […]

日本で初めての開港「長崎港」 前編

貿易に無くてはならないものの一つに「港」があります。 日本は島国であるため、輸出若しくは輸入の際に、 貨物は必ず港を通過します。空港も港の一つです。 空の港と書くくらいですから港に間違いありません。   日本史 […]

国際コンテナ戦略港湾 後編

日本の取り組み 「3本の柱」に基づいて、現在日本が行っている取り組みをいくつか紹介します。   1.「集貨」 ①     世界第5位のコンテナ取扱実績がある 韓国の釜山港でトランシップをする場合に、 いくつかの […]

国際コンテナ戦略港湾 前編

貿易立国 日本は「貿易立国」として経済成長してきました。 「貿易立国」とは、日本のように資源が乏しく、 海外から原油・鉄鉱石・原料や材料を輸入して 国内で加工、製品にして輸出し、その利益で経済を維持する国のことです。 & […]

保税地域と免税店 後編

免税店の危機 ところで、免税店で安く購入できなくなる事態が数年後にやってきます。 それはTPPです。TPPが発効されると多くの品目の関税が撤廃されます。 ここに記載した品目も同様であり、街中で購入する場合と比較して 消費 […]

保税地域と免税店 前編

保税地域と免税店 保税地域という言葉から連想されるものはCY(コンテナヤード)とか保税倉庫、 その他には国際展示場かと思いますが、 海外へ行くために空港に行ったことがある方ならば 誰もが知っている『免税店』も保税地域です […]

ミニマム・アクセス米と保管料 後編

ミニマム・アクセス米の輸入量 国が無税で輸入するミニマム・アクセス米の量は年間77万トンです。 このコメは、輸入後、1Kgあたり上限292円を上乗せして 販売できるということになっています。 輸入価格に上乗せすることで国 […]

ミニマム・アクセス米と保管料 前編

ミニマム・アクセス米? TPPの報道に際し、 「ミニマム・アクセス米」という言葉を頻繁に耳にするようになりましたが、 これはなんなのでしょうか。   1993年(平成5年)のウルグアイ・ラウンド農業合意によって […]

欧州で倉庫を設置するにはどこが最適か 後編

ベルギー・フランダース政府貿易投資局 1. みなし利子控除制度0.5%の資本登録税が廃止され節税効果がある。 2. 自己資金による投資をした場合、課税標準を縮小できると共に 3. 国内配当源泉税免除制度配当源泉税率ゼロで […]

港湾地区の保管機能 後編

コンテナ物流情報サービス(Colins) 国土交通省港湾局が、スーパー中枢港湾を核とした コンテナ物流の総合的集中改革プログラムにおける 港湾物流情報化推進のために開発したシステムであり、 コンテナ貨物を扱っている企業に […]

港湾地区の保管機能 前編

港湾地区とは 港湾地区は、臨港地区とも言われており、 港湾の管理運営を行うために必要な地区を指す言葉です。   東京港の臨港地区の場合、都知事が国土交通大臣の同意を得て指定しており、 取り扱う貨物等の種類に応じ […]

インコタームズの使い方がおかしい 後編

『インコタームズの規則』 インコタームズでは11種類の規則が決められています。 これらは、大きく2つに分類されます。 一つは、「すべての輸送方法で適用可能なもの」。 もう一つは、「水上輸送でのみ適用可能なもの」です。 & […]

インコタームズの使い方がおかしい 前編

『インコタームズは』 貿易取引や国際物流を行っている人なら 知らない人はいないと言えるくらい、 世界中で使われている貿易取引のルールです。 「インコタームズ」という言葉を知らなくても、 その中で取り決められている貿易取引 […]

TPPとTPAの違いとは

『2015年8月の記事です』   TPP締結は目の前まで来ているように見えますが、なかなか締結されません。 これは、TPPの主要参加国である日本と米国の交渉が まとまらないことに起因しています。 TPPは、まず […]

脱税 前編

平成27年2月27日、東京税関から「輸入冷凍豚肉に係る関税ほ脱事件を告発」 というニュースが公表されました。   これは、群馬県の食肉輸入販売業者が平成23年10月頃から平成25年2月頃までの間、 カナダ等から […]

韓国ナンバーの車が日本の道路を走っている!?  後編

今後の方向性 日産自動車の事例では在庫が22日分削減されました。 ここに中国も加わることで、日中韓の仕組みが出来上がれば、 これ以上の効率化が図れることは間違いなく、 今まで以上に3国間の貨物の行き来が頻繁になることでし […]

韓国ナンバーの車が日本の道路を走っている!?  前編

実際は車ではなくトラックのシャーシではありますが、 「韓国のナンバープレート」と「日本のナンバープレート」の 2つのナンバープレートを取り付けたシャーシが日本の道路を走っているのです。 また、このシャーシは同様に韓国の道 […]

B/Lの危機 後編

「SWBとサレンダーの違い」 SWBとB/Lをサレンダーすることは、ほぼ同じ機能であるため、 輸出者・輸入者のほぼ100%の人がこれらの違いを知らないでしょう。 また、発行している船会社やフォワーダーの担当者でさえも、 […]

B/Lの危機 前編

「船荷証券」を英語で書くと「Bill of Lading」ですが、通常「B/L」と記載され、 「ビー・エル」と呼ばれています。これは、海上貨物の運送になくてはならない貨物受領証です。 証券という名称からも分かる通り有価証 […]

TIR条約 後編

「道路混雑の緩和」 港に隣接されたコンテナ・ヤード(CY)周辺は恒常的に道路が渋滞しており、 東京港では輸入されたコンテナをCYから引き取るのに平均3時間30分もかかっています。 これは、CYのゲートオープンの長時間化や […]

TIR条約 前編

日本に輸入されるモノは基本的に全て税関に輸入申告し 輸入許可を得なければなりません。 また、輸出時には輸出申告し輸出許可を得なければならないのです。 しかし、海上コンテナはどうでしょうか。 通常の貨物輸送に使用するコンテ […]

パナマ運河100年 後編

日本のエネルギー政策とパナマ運河 現在、このパナマ運河拡張工事は工事代金支払遅延の影響で遅れています。 もしも、予定通りのスケジュールで拡張されないと、 日本のエネルギー政策上も困ったことが起きてしまいます。 日本は20 […]

パナマ運河100年 前編

国際物流の担当者が最低限知っておかなければならない知識の中には、 紅海と地中海を結ぶスエズ運河と、カリブ海と太平洋を結ぶパナマ運河があります。 このパナマ運河は、1904年に建設が開始され10年後の1914年に竣工し、 […]

TPPと日本のFTA戦略 後編

米戦略国際問題研究所のグッドマン政治経済部長の言う、 日本がTPPで得られる利益の一つは 「日米間の同盟強化」であるという言葉が気になります。   本来のTPP交渉内容とは直接関連のないものをちらつかせながら […]

TPPと日本のFTA戦略 前編

1年間TPP交渉についてお話してきました。 本来であれば、昨年末にTPPが成立するはずでしたが、いまだ出口が見えてきません。   11月末にTPP参加12カ国による閣僚会議がオーストラリアのシドニーで開催されま […]

TPPの先にあるRCEP 後編

5      RCEPで何が変わるのか ・RCEPの経済圏 人口  : 約34億人 (世界全体の約半分) GDP   : 約20兆ドル (世界全体の約3割) 貿易総額: 10兆ドル (世界全体の約3割)   東 […]

TPPの先にあるRCEP 中編

2      RCEPの目的 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国及びASEANのFTAパートナー諸国の間で、 現代的で、包括的な、質の高い、かつ、互恵的な経済連携協定を達成することが目的です。 RCEPの対象には、物 […]

TPPの先にあるRCEP 前編

TPPがなかなか進展しません。 2014年中に締結されることはほぼ不可能であるとも言われております。 また、2014年中に締結しない場合は日本のTPPへの参加自体が 立ち消えになるのではないかという声も聞こえています。 […]

日本が他国に支払っている輸入関税 後編

反対派の理由は、農産物の関税が撤廃されることで輸入が増え、 農家や畜産農家に大打撃を与えるということと、 まだよく見えていない部分ではあるが、 医療費が高くなるのではないかという懸念、 賃金の削減や雇用機会の減少につなが […]

日本が他国に支払っている輸入関税 中編

ここからうかがえることは、 米国はなんとしてでも日本をTPPに参加させたい という意気込みがあるということです (因みに、日本が米国の乗用車や貨物自動車(トラック)を 輸入する際の輸入関税率は現在「無税」です)。 &nb […]

日本が他国に支払っている輸入関税 前編

TPP交渉は牛歩の如くなかなか進展しません。 全部で21分野ある中で、12分野はおおむね決着となったそうですが、 残された分野はどれもハードルが大きな分野であるため 本年中の決着も難しいのではないかと思われます。 &nb […]

TPPとセーフガード 後編

■セーフガードとねぎ 平成13年4月10日付で「ねぎ」に対して、 平成13年4月23日からの200日間セーフガードが暫定発動されました。   この時の概要は次の通りです。 過去3年間の輸入通関実績から、 全国で […]

TPPとセーフガード 前編

先週木曜日日本関税協会において物流セミナーの講師を務めさせていただき 約50名の方々が参加されました。 当たり前のことですが、居眠りする人もなく、また、質問する人も多数いて 参加されている方の意識が高いことを実感しました […]

TPPを巡る最近の国際情勢 後編

本日は、2年に一度開催される国際物流展の最終日です。 まだ足を運ばれていない方は国際展示場まで行ってみてはいかがでしょうか。 私も、本日行く予定にしています。 http://www.logis-tech-tokyo.gr […]

TPPを巡る最近の国際情勢 中編

政治家をやっていくには舌が何枚も必要なのか、   その他のTPP参加国を見てみると、オーストラリアは利口です。 早期のTPP決着が難しいと読んだのか、 若しくは、TPP決着の呼び水となるべく大人の対応をしたのか […]

TPPを巡る最近の国際情勢 前編

8月5日に開催された日米協議では、またも進展が見られませんでした。 最近では新聞での、またテレビでの報道もめっきり減ったことから 殆どの国民はTPPの事自体を忘れているのではないかと思います。   TPPが進展 […]