ROE
聞いたことがあっても知らないことってたくさんあると思います。
そんなことの一つだと思われる、ROEという言葉をご存じですか?
「聞いたことはある」という人も多いでしょう。では、ROEとは何なのでしょうか?
ROEとは、「Return On Equity」の略です。日本語では、「自己資本利益率」と言います。
株式投資を行っている人は良く知っているのではないでしょうか。
ROEが高い企業は総じて株価が高いものです。
投下した資本で、どれだけ効率的に、かつ効果的に利潤を上げているかを示す数値なので
ROEと株価に連動性があるというのも分かりますね。
ROEは誰が使うのか
企業内で、このROEを向上させる仕事を担当しているのは
経営企画部、若しくは、財務部に所属している人だと思います。
しかし、それもここ数年のことでしょう。
従来の日本でROEを考えたビジネスを行う企業は少なかったのですが、1-2年ほど前からROEを重視する企業が増えているようです。
そう感じるのは、2015年から行っている「ROEと物流」に関するセミナーへの参加者が増加しているからです。
ROEを知る
今年も8月30日に、一般社団法人・日本経営協会において
「ROE/ROAを向上させる物流コスト削減と物流評価指標の導入」というセミナーを行います。
ROEとは何なのか、物流とどのような関連があるのか、どうやって物流でROEを向上させるのかという話をします。
ROEを1%増加させるのはとても大変なことで、
それを実現させるためには相当の努力が必要です。
なかなか実現させることが出来ず、毎年毎年ROEのターゲット率が同じままの企業もたくさんあります。
でも、大変だからこそ、ROEを向上させた企業の株価が高くなるのです。
つまり、社会から評価されるということです。
そして物流も、それに貢献することが出来るのです。
ではどうするのか。
ROEを知ることで何をすべきかが分かって来ます。